ブログ

補助金に多い、3つの誤解!

補助金申請のお手伝いをさせていただく中で、よく聞こえてくる3つの勘違いについて今日はお話しします。

1⃣補助事業開始タイミング

多くの補助金では「補助金の交付決定にされた発注・契約・支出」は支給対象になりません、というような記載があります。原則、これから実施する事業に対してかかる経費(交付決定)が対象になりますので、注意が必要ですね。

2⃣補助金の入金タイミング

「補助金は、採択された時点でお金がもらえるんですよね?」と質問を受けることがあります。

補助金は原則後払いです。そこで今回は、補助金申請から審査を通過して、採択、入金されるまでの一般的な流れをご紹介します。

\補助金の一般的な流れ/

①申請書類の作成と提出

②採択結果の受領 ※応募から発表までは、2か月前後かかるものが多いです

③交付申請(補助金で申請したい経費の申請)後、交付決定通知の受領

④補助事業の実施 ※経費の支払いをします

⑤実績報告の提出

⑥補助金の支払い額が決定

⑦補助金の入金

流れの⑤にもあるように期限内に“実績報告”をしなければ補助金は受給できません。実績報告には、見積書や請求書、領収書や振込が分かる資料、写真などの証拠書類が必要となります。スムーズな実績報告のために、これらの書類をきちんと保管しておく必要があります

このように、補助金の入金までは、申請から半年~1年後くらいになりますので、資金繰りの計画も必要になりますね。

3⃣専門家に丸投げ

補助金の申請は面倒で大変手間がかかる作業です。
公募要領を読み込んだり、事業計画を書いたり、と時間と労力を費やします。だから「丸投げしたい!」
そのお気持ちは分からなくもないのですが、これだけはトラブルのもとになりやすい事例です。

会社のことを一番よく知っているのは、経営者自身ですし
補助事業に乗り組むのも、申請をするのも事業者である代表者です。

会社の未来(事業計画)を専門家に丸投げしても、きっと満足のいく事業計画書にはならないのではないかと思います。

専門家のサポートを受ける場合は、これからどのような事業をしたいのか、ターゲットは誰になるのか?などを考えたうえで、アドバイスをもらいながら具体的に事業計画を策定することをお勧めします。

  • 補助金に多い、3つの誤解! はコメントを受け付けていません
  • 補助金

関連記事

コメントは利用できません。

Instagram

このエラーメッセージは WordPress の管理者にだけ表示されます

エラー: フィードが見つかりません。

アカウントを接続するには、Instagram Feed の設定ページに移動してください。

ブログ

ページ上部へ戻る