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3.22023
「離婚協議書」って何? なぜ必要なの?
「離婚協議書」とは・・・
夫婦が協議離婚を行う際に「親権」「養育費」「財産分与」「慰謝料」などについて
話し合い、合意した内容を記した文書のことです。
特に未成年の子がいる場合は親権や面会交流など、定める事項が多岐にわたります。
それらの約束事を、口約束にしておくと後々“言った言わない”のトラブルになりかねません。
せっかく話し合いができたのに、後々になって揉めることは避けたいですよね。
ですので、可能な限り離婚協議書をつくっておくことが望ましいのです。
さらには、養育費等のお金に関する取り決め事項がある場合は
強制力を持つ公正証書(強制執行認諾文言付き)にしておきます。
公正証書には、調停調書や判決と同様の効力があり、お金に関する支払いの約束が守られなかったときは、訴訟を起こして判決を得る必要がなく、直ちに強制執行が可能となります。
協議離婚の場合、取り決めは夫婦間の口約束で済ませてしまいがちですが
後のトラブル防止のためにも、離婚協議書を作成し、公正証書にしましょう。
弊所では、離婚公正証書原案作成のサポートを行っております。
お一人で抱え込まず、お気軽にご相談ください。