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9.212023
小規模事業者持続化補助金 <補助対象経費とは?>

こんにちは。行政書士の荒平あゆみです。
本日は、小規模事業者持続化補助金で認められる「補助対象経費」についてお話しします。
補助対象となる経費は限定されています。
“あれもこれも” というわけではありません。
このため、補助金を申請する時は、取り組む補助事業において必要な経費が、この「補助対象経費に該当するかどうかの確認」が必要になります。
■どんな費用が対象になる?➡「補助対象経費」
小規模事業者持続化補助金は申請できる対象経費の区分が「11種類」あります。
具体例とともに見てみましょう。
①機械装置費 | (例) ・新メニュー開発に必要な厨房機器 ・店舗のレイアウトを変えるために必要な商品陳列棚 ・新たなサービス提供のための工具 |
②広報費 | (例) ・パンフレットやチラシの作成 ・ポスターや看板設置 ・タブロイド紙などへの広告掲載 |
③ウェブサイト関連費 | (例) ・ホームページ作成 ・インターネット広告 ・動画作成 |
④展示会等出展費 | (例) ・出展料 ・出展の際の運搬費 |
⑤旅費 | (例) 展示会への出展や、新商品生産のために必要な原材料調達の調査等に係る、宿泊施設への宿泊代 |
⑥新商品開発費 | (例) ・新製品・商品の試作開発用の原材料の購入 ・新たな包装パッケージに係るデザイン費用 |
⑦資料購入費 | (例) ・専門書籍 |
⑧雑役務費 | (例) ・補助事業期間に臨時的に雇い入れた者のアルバイト代 ・派遣労働者の派遣料、交通費として支払われる経費 |
⑨借料 | (例) ・機器や設備等のリース料、レンタル料 |
⑩設備処分費 | (例) ・既存事業において使用していた設備機器等の解体・処分・原状回復費用 |
⑪委託・外注費 | (例) ・店舗改装(バリアフリー化、トイレ改装) ・移動販売を目的とした車両の内装や改造 |
いかがでしょうか。
どの経費についても共通することは、「補助事業の対象期間中に支払った経費」で、「経営計画に沿った取り組み(補助事業)をするために必要となった経費」に対して補助される、ということです。
小規模事業者持続化補助金の14回目も、受付が開始されています。
申請をご検討されている方は、必ず公募要領などを確認されてくださいね。